お前は誰だ!

今から二、三年前の事、雪が溶け始めてそろそろ冬も明けるかなぁ、、くらいの頃に友達と2人でやる事もないし廃墟探索(肝試し)をしようとなって廃墟情報を携帯で調べていました。

 元々廃墟探索は仲間内で頻繁に行なっていました、何故なら当時僕達は常にお金が無く遊びに行くにしてもお金が無いから外で溜まって話すだけの日もあるくらいお金がありませんでした、その中でお金を使わずに楽しめる事はないかと話し合った時に、丁度僕の地元では田舎と言うこともあり廃墟が沢山ありました。

 なのでいつも通り行った事のない廃墟を廃墟マップを使い調べていました、なんか良い物件は無いかと調べていると○高に大きなホテルの廃墟があるとマップに出てきて、何か感じた僕はここに行きたいと強く思い友達とそこにいくことにしました。

 1時間30分程車を走らせてやっと着いた廃墟

近くで見ると中々迫力のある思った以上に大きなホテルでした、少しビビりつつも半ばトランス状態になっている僕達は車を目につかない場所に止めて歩いていざ目の前に着きました。

中に入ってみると中々広く残留物がそこらじゅうにあり結構いい感じの好物件じゃん!

なんて思っていたら、、

『おい!』

という怒号が廃墟の中に響き渡りました。

 中には僕と友達2人しかいないはずなのに知らない男の声が急に響き渡り僕達は身体が固まって動きませんでした、、

人かお化けかも分からない、、

なんて事を考えていると前の廊下から1人の老人がこちらに走ってきました。。

 『お前ら俺の家で何やってるんだ!出て行け!』

っと謎の老人に怒鳴られました、、

僕達は『ごめんなさい!』といい走ってその廃墟を逃げるように出て行きました。

あぁー怖かった。書くのめんどくさいからここまで